EC-CUBEバージョンアップサービスの詳細について

eccube-versionup

当サービスではあらゆるEC-CUBEのバージョンから基本的に最新バージョンへの移行サポートをしております。事情によってバージョンを最新ではなく特定のバージョンへのアップデートも対応可。

■ 安心・安全なバージョンアップを専門対応

EC-CUBEは、オープンソースであるがゆえに、セキュリティ対策や環境変化に応じたバージョンアップが不可欠です。 しかし、記事中心のCMSとは異なり、顧客情報や決済機能を扱うEC-CUBEでは、専門的な知識と慎重な作業が求められます

当サービスでは、2010年代からEC-CUBEのバージョンアップ支援を行っており、 旧バージョンから最新4.3系への移行を、安全かつ確実にサポートいたします。

■ 対応可能なバージョン

  • EC-CUBE2系(2.3系や2.4系、2.11系〜2.12系、2.13系など)
  • EC-CUBE3系(3.0〜3.0.18など)
  • EC-CUBE4.0系(4.0.0〜4.0.6-p1)
  • EC-CUBE4.1系(4.1.1〜4.1.2-p3)
  • EC-CUBE4.2系(4.2.0〜4.2.

上記以外でも2.17系や2.25系など特殊なバージョンもありましたが2.25系へ移行やこれらから4.3系へ移行なども

  • EC-CUBE2系(2.17系)から4系へ移行
  • EC-CUBE2系(2.25系)から4系へ移行

それぞれのバージョンに合わせた最適な移行方法をご提案します。

プラグインの互換性について

プラグインは2.12系から始まりましたが、2.12系、2.13系、3系、4系それぞれのバージョンごとのプラグインを使う必要があります。

2系に限っては2.17系や2.25系など2.13系をPHP8対応にしたバージョンは2.13系のプラグインを使うことになります。

4系に限っては4.0系と4.1系がある程度互換性ありプラグインも両方対応している場合が多く、また4.2系と4.3系もある程度互換性ありプラグインが両対応している場合が多いです。

ですので4.2系で有料プラグイン購入されたものは4.3系でも開発者が対応していればそのまま使うことができます。

デザインの互換性について

デザインは基本的にテンプレートとCSSとJavascriptで構築されていますが、デフォルトのデザインは2系、3系、4系は全く異なりますが、2系の下位バージョンの2.4系は初期のデザインで2.11系から大きく変わり、2.11系、2.12系、2.13系は見た目はほぼ同じですが細かい部分で一部テンプレートやCSS異なる構造でした。

2系は基本的にPCとスマホのテンプレートが分かれて入れそれぞれテンプレートやレイアウト設定必要だったので少々手間がかかる構造でした。
2系から4系へのバージョンアップは基本的に2系のPC向けのデザインをベースに4系のレスポンシブに再コーディングするのが最も安く見た目も維持できる方法になります。

3系から完全レスポンシブになりレイアウト設定はPC・スマホ統一されて一つの場所で設定できるようになり、3.0.0から3.0.18(最終バージョン)まで基本的に見た目のデザインはほぼ同じで、細かい部分で若干マイナーバージョン異なるごとにコードが一部変わっていた形でした。3系から4系へのバージョンアップは基本的にデザインは4系のテーマベースに再コーディングする必要があります。

4系になりレスポンシブは引き続き3系と似たような構造です利便性があがり設定できるように。ただ4.0系、4.1系、4.2系、4.3系はそれぞれ見た目は同じですがコードが変更点そこそこあるため4.0系から4.3系にバージョン上げる場合安全に運用するためには4.3系のコードをベースにコーディングするのが理想なバージョンアップになります。

ページやブロックなど単純にHTMLで追加された箇所はどのバージョンでもCSSさえ合わせれば移行することは可能です。

データの移行について

データとは、商品や会員、受注データなど新しいバージョンでも引き続き使いたいデータの移行になります。

基本的に商品や会員、受注データは丸ごと移行します。
それぞれのバージョンで一部項目が変更しているもの廃止された項目などは(例えばFAXなどは4系で廃止)もし移行されたい場合はカスタマイズするかプラグインで項目追加して移行など細かいデータ移行も対応可能。

その他メールテンプレートやおすすめ商品、レビュー、関連商品、
あるいはプラグイン使っている場合項目追加プラグインや会員ランクプラグイン、クレジットカードの過去の履歴など移行する作業になります。

■ 最新版「EC-CUBE4.3.1」への移行がおすすめな理由

  • Composer v2対応:プラグインの利用が安定
  • Amazon Payが標準バンドル&無料化:導入コストを大幅削減
  • PHP8.3対応:セキュリティとパフォーマンスが向上
  • EC-CUBE Payment Plus(旧イプシロン)も標準搭載

旧バージョンでは、Composer v1のサポート終了によりプラグインの利用が困難になる可能性があるため、 2025年現在では、4.3系への移行が最も安定した選択肢です。

■ 顧客データ・商品情報の移行も安心

  • 顧客情報、購入履歴、会員データなどはすべて移行可能
  • パスワードも維持されるため、お客様は従来通りのログインが可能
  • 廃止された項目(例:FAX番号など)は、必要に応じてカスタマイズで対応

■ デザインの移行・再構築

  • 現在のデザインをベースにしたテンプレート再構築
  • 公式テンプレートを活用したコストを抑えた移行
  • オリジナルデザインの制作・コーディングにも対応

■ 納期と費用について

  • シンプルな構成であれば1〜2週間程度
  • 大規模なサイトや複雑なカスタマイズがある場合は1ヶ月以上かかるケースもあり
  • お見積もり時に、納期と費用の目安をご案内

■ サーバ環境の整備も対応

  • PHPバージョンの更新(例:PHP8.3対応)
  • SSL設定、メール環境の調整
  • サーバ移設やクラウド環境への対応も可能

■ よくあるご質問(FAQ)

  • 顧客データは移行できますか? → はい、パスワードも含めて移行可能です。
  • デザインはどうなりますか? → 現在のデザインを維持することも、リニューアルすることも可能です。
  • どのバージョンに上げるのがいいですか? → 条件が整っていれば、最新版の4.3.1がおすすめです。
  • 納期はどれくらいですか? → 内容によりますが、比較的小規模のもので1〜2週間が目安です。中規模ですと1ヶ月以上かかる場合ございます。

■ お問い合わせ・お見積もり

バージョンアップをご検討中のショップ様は、まずはお気軽にご相談ください。 ご希望の内容や現在の環境に応じて、最適な移行プランをご提案いたします。

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