歴代EC-CUBE情報

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2006年 – EC-CUBE 1.0

日本発のオープンソースECパッケージとして誕生。基本的な商品管理・受注機能を備え、商用利用も可能な自由度の高い構造が話題に。

2007年 – EC-CUBE 2.0系

自動アップデート機能が搭載され、運用の効率化が進む。1系から大幅に構造が見直され、より実用的なECサイト構築が可能に。

2009年 – EC-CUBE 2.4系

携帯端末(ガラケー)への対応が強化され、モバイルECの基盤を築いたバージョン。モバイルテンプレートの切り替え機能も登場。

2011年 – EC-CUBE 2.11系

管理画面のUIが改善され、商品管理や受注処理の操作性が向上。セキュリティ面でも強化が進み、法人利用が増加した。

2012年 – EC-CUBE 2.12系

プラグイン機能が初めて搭載され、オーナーズストアが開設。開発者や制作会社が機能追加しやすくなり、拡張性が飛躍的に向上。

2013年 – EC-CUBE 2.13系

消費税改正に対応し、柔軟な税率設定が可能に。2系の中でも特に安定性が高く、長期運用される定番バージョンとなった。

2015年 – EC-CUBE 3.0系登場

2系から大きく変わりEC-CUBE3へメジャーアップデート。テンプレートは今までのPCとスマホなど複数タイプからレスポンシブデザインに。Symfony2ベースに刷新され、MVC構造を採用。開発者向けに設計されており、2系との互換性は低いが、柔軟なカスタマイズが可能に。

2017年 – EC-CUBE3系(3.0.16〜3.0.17)

安定性向上とプラグイン互換性の改善が進む。PHP7.0対応が進み、よりモダンな環境での運用が可能に。

2018年 – EC-CUBE3系(3.0.18)最終版

3系の最終安定版。PHP7.1推奨。以降は4系への移行が推奨されるようになり、開発の主軸が移る。EC-CUBE3系は最終的にはポイントなどデータベース構造が特殊な構造になりバージョンアップが少々難しくなる。

2018年 – EC-CUBE 4.0系(4.0.0〜4.0.6p1)

Symfony3/4ベースで再構築され、3系のレスポンシブデザインを進化させ標準に。モダンな開発環境に対応し、EC-CUBEの設計思想が大きく進化。3系の問題だったポイントなどのデータベースも2系時代をよりよくした設計に戻し改善される。

2019年 – EC-CUBE 2.17系

まだ2系が使いたいショップが多買ったがPHP5までしか使えなかったため、有識者により2.13.5をベースに、PHP7対応と高速化を実現。DB構造はそのままに、現代のサーバ環境でも安心して使えるよう改良された。

2021年 – EC-CUBE 4.1系(4.1.0〜4.1.2-p3)

SEO強化、2段階認証、管理画面の改善など、運用面の機能が充実。PHP7.4対応で、安定した運用が可能なバージョン。4.0系と4.1系はComposerは V1から V2へと変わったがプラグインはある程度互換性もたせ有料のプラグインは買い直さなくても使えるプラグインが多かった。

2022年 – EC-CUBE 4.2系

PHP8対応を実現し、インボイス制度や商取引法などの法制度にも対応。将来性と安定性を兼ね備えたバージョン。4.0系や4.1系とプラグインの互換性がなくなり有料プラグインは新たに購入し直す必要。

2024年 – EC-CUBE 4.3系(4.3.0)登場

4.2系から4.3へアップデート。4.2系と4.3系はプラグインなどある程度互換性はありつつPHP8.1〜8.3に対応し、最新環境に最適。

2025年 – EC-CUBE 2.25系

2系の最終進化版。PHP8.4対応、Smarty5対応、400件以上の改善を含み、長期運用を見据えた安定性とセキュリティを備える。

2024年 – EC-CUBE4.3系(4.3.1)にマイナーアップデート

Amazon Payの無料バンドルやEC-CUBE Payment Plusの標準搭載など、決済機能が大幅に強化。PHP8.1〜8.3に対応し、最新環境に最適。

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