EC -CUBEをバージョンアップにかかる費用の目安
EC-CUBEのバージョンアップ費用ですが、下記の項目により変動するためまずはお見積もりフォームよりお問合せくださいませ。お客様のショップの状況から最もリーズナブルなお見積もりいたします。
- どのバージョンからどのバージョンへバージョンアップされたいか
- お使いのレンタルサーバによっては作業内容少々変わるためエックスサーバやSakuraサーバなどEC-CUBEと相性のいいサーバですと安く作業できます。
- データの移行は規模やカスタマイズ箇所が影響します。商品・会員・受注データをメインに移行しますが件数やカスタマイズの確認いたします。
- デザインはほぼデフォルトのデザインでよろしければ格安で移行できます。逆に凝ったデザイン、動的なプログラムを多く使ったデザインは移行費用かかる場合あります。
- カスタマイズやプラグインを確認し新しいEC-CUBEでも同じ機能を追加されたいか機能を絞ったりすることで費用抑えることなどできます。
どのバージョンからどのバージョンへ移行するかで費用が変わる?
実際の費用についてですが、まずEC-CUBEのどのバージョンからどのバージョンへバージョンアップするかによって基本的な費用は変わります。
EC-CUBEは最も古いバージョンで2.3や2.4系といった10年以上前のバージョン、その後の2.11系、2.12系、2.13系までが2系のバージョンになり現在最新の4系とはプログラム構造が大きく変わっています。
2系の後に3系が使われていましたが、バージョンとしては3.0.1から3.0.18 が3系のバージョンになります。
その後現在使われている4系がリリースされましたが、4系でも現在4.0系と4.1系、4.2系と3種類にあります。4.0系が初期の4系で4.0.1から4.0.6までバージョンがあり、その後4.1系が4.1.2が最終バージョン。現在最新の4.2系は4.2.2が最新になります。
2系が10年ほど前まで使われていたEC-CUBEでテンプレートやデータ構造が3系や4系と大きく異なりますが、3系は3系でまた特殊なデータ構造していたためデータ移行のデメリットがあるため2系や3系から4系へのバージョンアップですとそこまで大きく費用変わらず移行できます。
また4系の初期バージョンから最新の4.2.2など4系同士のバージョンアップですと安くバージョンアップ対応可能です。
データの移行とバージョンアップ費用の関係
バージョンアップ費用はたとえば2系や3系から4系にする場合、商品や会員、受注データなど移行するデータがありますが、これらのデータの規模は費用と関係があります。
商品数が100程度の小さなショップであればデータの移行も容易になるので安く移行することが可能です。
商品件数が1000や2000だと特にカスタマイズもされていなく規格も使っていない場合は安く移行可能ですが、1000前後だとしてもサイズや色など規格を多用しているEC-CUBEだとEC-CUBEの構造上データベースのデータが肥大化しやすく規格を使っているかどうかで費用は変わることがあります。
細かく説明すると規格でもサイズ S M L 、色は 赤と黒 だけのようい規格の選択肢が少ない場合はデータがあまり肥大化しないため費用がそこまで上がらないで移行できることも多いです。
商品データに例えば項目を追加していてそれらも移行したい場合、4系で項目追加とデータ移行が追加作業で必要になりますが少しコストが上がります。ただ項目追加は4系だと1万円未満でプラグインがあるためそれを使うと安価に項目追加とデータ移行が可能です。
カスタマイズ箇所の有無で費用は?
カスタマイズ箇所はEC-CUBEの場合どの程度の規模のカスタマイズをしているかで大きく費用が変わります。
特に2系のEC-CUBEの時代はプラグインよりオリジナルでカスタマイズしたサイトが比較的多いため、それらを4系で同じように使う場合はどこまで同じような機能を求めるか、お客さまの利便性が変わらなければ動作は少し異なってもよければ近いプラグインを購入して代替すれば安価に移行できる場合もありますが、全く同じようにカスタマイズを実装する場合は4系でもオリジナルで開発する必要が出てくる場合新たに4系用のプログラムに合わせてカスタマイズを開発する必要あるため大きなコストがかかる場合があります。
デザインの移行でどのように費用が変わる?
最後にデザインの移行と費用の関係ですが、2系のEC-CUBEでもカスタマイズしてレスポンシブデザインでテンプレートを作っているサイトもありますが、多くのサイトはPCとスマホでテンプレートが異なる構造のまま使っているサイトが多いと思います。
その場合、4系はレスポンシブデザインというPC、スマホ最適化される構造のためテンプレートは基本的に手動で調整の必要があります。
ただその場合でも2系と似たようなデザインで移行したい場合、当方ではPCの見た目をそのままにレスポンシブデザインに調整することが可能なので、比較的安価に移行することができます。
3系は4系と同じレスポンシブデザインの構造なのですが、テンプレートとCSSの構造が基本的に別物なのでこの場合3系の見た目をそのままで4系でコーディング調整して構築するのが最も安い費用で移行する方法になります。